結石の種類
【膀胱結石】
膀胱結石とは
腎臓結石が膀胱まで落ちてきたものと、膀胱内でできたものがあります。石は少なくて1個、たくさんできてしまう方は数十個までできてしまいます。患者には高齢の男性が多いのが特徴です。
原因
結石が小さいうちに尿とともに排出されずに膀胱内で大きくなったことが原因で、その背景には、前立腺肥大症、尿道狭窄などの尿路通路障害などの病気があることが多くみられます。
また、尿路通過障害や膀胱内異物などに合併しやすい尿路感染は、尿素分解細菌の働きにょって、リン酸マグネシウムアンモニウム結石などのいわゆる感染結石をつくる原因となります。膀胱炎にかかりやすい人では、こうした感染結石が約半数をしめるといわれています。
さらに、膀胱留置カテーテルなどの異物には、結石の基ととなる結晶が付着しやすいことから、異物を核とした結石の形成がみられることもあります。
男性に多い尿酸結石は、生活習慣病である高尿酸血症などの尿酸代謝の異常や酸性尿が関係しています。
症状
排尿後に痛みを感じる、尿がにごる、尿がちかくなる、血尿がでるといった症状がでます。排尿の途中で結石が膀胱出口をふさいでいると、急に尿が止まってしまうこともあります。なかには、無症状な方もいます。
治療法
膀胱結石の治療法は、以下のようなものが代表的です。
| 治療方法 | 内容 |
| 経尿道的手術 | 腰椎麻酔下に、尿道から挿入した内視鏡を用いて結石を摘出する方法です。腹部を切開せずに済み、回復も早いため最近ではほとんどの膀胱結石に対してこの治療法が行われます。手術の合併症として、出血や膀胱・尿道損傷のほか、尿路性感染症による発熱がみられることがあります。 |
| 膀胱切石術 | 腰椎麻酔下に、下腹部から膀胱前壁を切開して結石を取り出す方法です。大きな結石や数が多い場合、あるいは前立腺肥大症や膀胱憩室の手術とともに行われることがあります。合併症としては、細菌感染による皮膚や膀胱壁の縫合不全がおこることがあります。 |
あわせて読みたい













